基本性能紹介
「空撮の新たな未来へ」をテーマに、DJIから発売された新たな2種類のドローン、Mavic 2 ProとMavic 2 Zoom。画質の高さを特徴とする前者と比べ、ズーム機能に特化したモデルが、これから紹介するMavic 2 Zoomです。
このドローンには、光学2倍ズームレンズ (24 mm–48 mm4) が搭載されています。デジタルズームと合わせると最大4倍までのズームが可能な1/2.3インチ12MPセンサーも搭載しており、これまでとは一味違う、映像表現の新しいページを開くことが可能です。
この機種のオススメポイント
①表現豊かな中望遠撮影
広角レンズに比べ、望遠レンズでは被写体との距離感が少なくなります。その圧縮効果のおかげで、より壮大で映画のような美しい映像の撮影が実現することができます。
②構図調整を効果的に
ロスレス4倍ズーム(光学2倍ズーム含む)を活用すると、遠く離れた場所からでも被写体を詳細に捉えることが可能です。本来なら近づくことのできない動物や景色を、安全に撮影するのに役立ちます。
③早く決まるフォーカス
Mavic 2 Zoomに搭載されているハイブリットオートフォーカスのフォーカス速度は、従来モデルより最大40%速く、高度なフォーカス精度を誇ります。また、オートフォーカストラッキング機能はズームイン/ズームアウト時の操作性を格段にアップさせました。
④ドリーズーム撮影
新たに追加された「ドリーズーム撮影」機能は、機体を後退させながらズームインすることで、まるで空間が歪んでいくような不思議な視覚効果を映像に加えることができます。背景だけが迫ってくるような特殊なエフェクトは、クリエイティビティ溢れる動画撮影に一役買ってくれるはずです。
⑤超高解像度機能
広角で写真撮影する場合、望遠レンズで9枚の写真を撮影・合成することにより、48MP超高解像度写真の作成が可能になります。とりわけ、風景写真などを撮影する際に有効活用したい機能となっています。