神奈川でドローンを飛ばすなら!知っておきたい規制を徹底紹介

更新日: 2021.11.19 公開日: 2018.08.19
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趣味やビジネスなど、さまざまな目的でドローンを操縦する方は年々増加しています。とくに、東京や神奈川といった人口の多い地域では、ドローンを操縦される方がたくさんいることでしょう。

その反面、東京や神奈川などの人口の多い地域でドローンを飛ばすとなると、航空法や条例などの規制に引っかかる場合が多々あります。神奈川でドローンを飛ばそうと計画されている方は、ぜひともドローンの規制だけでなく、飛行を楽しめる区域を確認しておきましょう。

目次

神奈川でドローンを飛ばすために、必ず知っておくべき規制とは?

平成27年12月10日に施行された改正航空法によって、一部のドローンの飛行には国土交通省の認可が必要になりました。

200g未満のドローンはラジコンなどの模型飛行機と同じ範疇に入りますので、規制の対象にはなりません。一方、200g以上のドローンについては、航空法による規制の対象になります。

改正航空法によって規制されるのは200g以上の重量のドローンですが、本体とバッテリーの総重量なので注意が必要です。

改正航空法によって規制対象にとなったドローンは、

・遠隔操作が可能なドローン
・自動操縦ができるドローン
・人の乗ることのできないドローン

です。

改正航空法によって規制対象になるドローンを飛行させるためには、国土交通省の認可が必要です。認可を受けるための書類を、飛行予定日の10日前までに国土交通省に提出しなければなりません。

承認申請書以外にも、ドローンの機能および性能が基準を満たすことの証明書類、操縦者の飛行履歴や技能の証明書類、飛行経路の地図など、合計9種類の書類の提出が課せられます。

このように、ドローン飛行の認可に必要なさまざまな書類を国土交通省に提出する必要がありますが、書類の準備に慣れない場合、不備により申請が却下される場合があるので、注意が必要となります。

ドローン飛行の認可に必要な書類を作成してくれる行政書士の事務所はいくつかあります。たとえば神奈川県の場合、ATSU行政書士事務所はドローンの飛行認可のための必要書類を作成してくれますので参考にしてみてください。

 

ドローン飛行で知っておきたい基本的なルールとは?

200g以上のドローンの飛行に関する規制は、航空法によって定められます。規制は大きく分けて2種類あります。

1つめは、ドローンの飛行場所についての規制です。人や家屋の密集する人口集中地区の上空では、ドローンの飛行は規制されます。東京や神奈川のような人口の多い地域では、多くの場所が人口集中地区に指定されます。

水面から150m以上の高さの空域や空港周辺でも、ドローンの飛行は規制されます。航空機の飛行の安全に影響を及ぼすため、航空法がドローンの飛行区域を制限します。

2つめは、ドローンの飛行方法についての規制です。日の出から日の入りまでの時間しか、ドローンは飛行できません。ドローンを目視できない場所や、人や物との距離が30m以内の場所での飛行も規制されます。

このほかにも、祭りや催しなど人の多く集まる場所の上空での飛行は規制されます。爆発物の輸送や、ドローンから物を落下させる行為も規制されますので注意しましょう。

 

神奈川で規制なくドローンを飛ばせる場所を「SORAPASS」で探そう!

神奈川や東京のような人口集中地区の多い都道府県では、ドローンを飛行させられるエリアが少ないように思えます。航空法の規制を受けない場所で、ドローンを飛ばしたい人も多いでしょう。

航空法の規制を受けることなくドローンを飛ばせる場所を探すには、「SORAPASS」を使用しましょう。SORAPASSはドローン専用の地図サービスで、ウェブ上からドローンを飛ばせる場所を確認できます。

具体的には、赤で塗られたエリアではドローンの飛行が規制されます。神奈川県の場合、多くのエリアが赤で塗られているのが確認できます。

それでも、神奈川県内にも、航空法の規制を受けないドローンを飛ばせる場所はあります。

たとえば、SORAPASSで確認すると、神奈川県の茅ヶ崎周辺にはドローンを飛ばせるエリアが多いことがわかります。河川敷ならば、神奈川のような人口の多いエリアでもドローンが飛行できますので、検討してみてください。
※ただし、河川敷でも私有地などの場合は許可が必要になるケースもありますので、確認は忘れずにしましょう。

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