大阪はドローン規制が厳しい!練習する場所がないときはどうすれば良い?

更新日: 2021.11.24 公開日: 2018.07.12
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産業用としてだけでなく、プライベートでもドローンを所持する方もおられるでしょう。ドローンを上手く飛行させるためには、実際にドローンを飛ばして練習する必要があります。とはいえ、航空法の規制があるので、練習場所を確保するのも難しいです。

大阪のような大都市では、とくに厳しく、ドローン飛行も規制されています。大阪府下でドローンを飛ばそうと検討される方は、練習場所を確保することをお勧めします。

目次

ドローン飛行の際に知っておくべき“人口集中地区”とは?

総務省統計局によりますと、人口集中地域とは、

「統計データに基づいて一定の基準により都市的地域を定めたもの」
出典 http://www.stat.go.jp/data/chiri/1-1.html

と記載されています。

「原則として人口密度が1平方キロメートル当たり4,000人以上の基本単位区等が市区町村の境界内で互いに隣接して、それらの隣接した地域の人口が国勢調査時に5,000人以上を有する」
出典 http://www.stat.go.jp/data/chiri/1-1.html

ことが、人口集中地域と認定される基準になります。

人口密度の高い地域である「人口集中地区」ですが、ドローンの練習や飛行を考える操縦者にとって、単なる行政の取り扱い以上の意味を持ちます。

ドローンが飛行する地域では、ドローンが墜落する可能性を念頭に置く必要があります。人口密度の高い地域では、ドローンの墜落による事故のリスクが高まります。このため、人口集中地域でのドローン飛行は規制されます。

ドローンの飛行に関するルールは、航空法で定められています。ドローンの飛行は原則禁止で、飛行させるには国土交通省の認可が必要です。

国土交通省の認可を受けても、なお飛行禁止区域が存在します。空港周辺や150m以上の上空、人家の集中する区域では、ドローンの飛行は禁止されます。

 

屋外でのドローン練習は厳しい?大阪のドローン規制について

大阪は東京に並ぶ人口過密地域として知られます。そのため、人口集中地域として認定される場所が多く、ドローンを飛行させることは困難です。

通常航空法で定められるドローンの規制は、200g以上の機体に限られます。ところが、大阪市の公園条例では、200g未満のドローンに対しても規制がかけられます。具体的には、大阪市内にある約980箇所存在する公園では、ドローンの飛行が禁止されています。

東京や大阪などの大都市では、ドローンの操縦者が多いにもかかわらず、練習すら難しい状況です。ドローンを練習するための場所として考えられるのは、海岸沿い、山間部、河川敷といった場所です。

ところが、大阪市は人口集中地域のため、海岸沿いや河川敷ではほぼ飛行させられません。そのため、ドローンの操縦を練習するにしても、わざわざ山間部まで出かける必要があります。

 

大阪でもドローン専用の屋内練習場なら安心!

では、大阪在住のドローン操縦者は練習できないのかというと、そうではありません。ドローンを練習するための施設が存在します。それが、ドローン専用の屋内練習場です。

大阪市内ですと、大阪駅からわずか2駅の好立地に、ドローン操縦を練習するための屋内練習場が存在します。

広さが250坪という、日本最大級の屋内練習場です。室内には10平方メートルのコートが4面あり、高さは5m確保されています。ドローンを練習するための十分なスペースを確保された屋内練習場です。

なお、この屋内練習場は、ドローンスクールジャパン大阪北校によって運営されます。併設されたオフィスには、DPAが認定したプロのインストラクターも常駐します。ドローン操作を教えるプロがいるので、練習にはもってこいの場所です。

それ以外にも、屋内練習場付近にはコンビニやスーパーも立ち並ぶので、休憩時間も充実できます。ぜひとも、気になる方は利用を検討してみてください。

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