千葉県のドローン求人の傾向は?身につけておきたい技術や取得しておきたい資格も!

更新日: 2019.01.07 公開日: 2019.01.26
img

千葉県でドローン求人を探している人も多いのではないでしょうか?純粋な操縦士の求人は多くありませんが、ドローンに関する求人は比較的多く見かけます。この記事では、千葉県のドローン求人の傾向や、身につけておきたい技術、取得しておきたい資格などを解説します。

目次

千葉県のドローン求人の傾向は?

千葉県は「ドローンに対してポジティブな街」という印象を持っている人も多いと思います。千葉市が国家戦略特区の一つに指定されており、ドローンによる宅配の実証実験といった取り組みが進んでいるためです。

ということは、ドローン求人も多いのでは?と期待してしまうかもしれませんが、純粋なドローン操縦士の求人情報は、現時点ではそれほど多くありません。それでは、千葉県のドローン求人にはどういった傾向があるのか、詳しく見てみましょう。

千葉県のドローン求人の例

クラウドエンジニア

クラウドサービスの構築や保守運用などを全般的に担う職種の求人です。年収は300〜600万円程度が目安となります。

ドローンの開発および保守運用

ドローンの開発、ユーザーインターフェースやソフトの開発、保守運用に関する求人です。年収は300〜600万円程度が目安となります。

ドローンの製造、整備、メンテナンス

部品の検品やドローンの整備、メンテナンス、梱包、出荷などに関する求人です。年収は200万円程度が目安となるでしょう。

プロジェクト企画

営業、商品開発、マーケティング、新規事業といったプロジェクトの中心人物またはスタッフに関する求人です。年収は300〜600万円程度が目安となります。

このほかにも、ユーザーサポートや営業、ソフトおよびシステム開発、測量およびデータ解析など、千葉県ではドローンに関するさまざまな求人情報を見ることができます。

千葉県のドローン求人の傾向としては「純粋な操縦士ではなく、ドローンそのものまたはITなどに関する特定および一定以上の技術や知識がある人材が求められている」と言えるかもしれません。

 

千葉県でドローン求人に応募するなら身につけておきたい技術や経験は?

千葉県のドローン求人の傾向から、応募したいと思ったときに身につけておきたい技術や経験としては、次のようなものが考えられます。

・ソフトウェアやクラウドサービスなどの開発経験(ドローン開発経験があれば尚良し)
・AIやDeep Learningに関する知識と技術
・ユーザーインターフェースやアプリの開発技術および経験

いずれも専門性の高い技術や経験のため、未経験の人がゼロから積み上げるのは難しいものですが、求人によっては次のようなものもあります。

・プロジェクトのマネジメント経験
・マーケティングに関する知識
・グローバルなコミュニケーション能力(英語等)
・ユーザーサポートおよびヘルプデスク経験

たとえIT関係や専門性の高い技術や知識がなくとも、こうした知識や技術であれば、これまでの経験を活かせるという人も多いのではないでしょうか?

千葉県でドローン求人への応募を考えている人は、ドローンの操縦技術や法的な知識と併せて、こうした技術や経験を蓄えておきましょう。

 

千葉県でドローン求人に応募する際に有利とされている資格は?

千葉県で測量や点検、そして千葉市が取り組んでいる宅配などで、ドローン操縦士(オペレーター)として活躍したいという場合、自分に一定以上のスキルやノウハウがあることを客観的に証明できる資格があります。

JUIDA(日本UAS産業振興協議会)とDPA(ドローン操縦士協会)が認定している資格は、特に応募の際に有利とされています(ただし採用を約束されるものではありません)。

JUIDAの認定スクールで所定のカリキュラムを受けると「無人航空機操縦技能証明証」や「無人航空機安全運航管理者証明証」を取得することができます。

一方のDPAも、同じく認定スクールで講義を受けると「ドローン操縦士回転翼3級」「ドローン操縦士回転翼3級インストラクター」といった資格を取得することができます。

JUIDA、DPAいずれも千葉県内に複数の認定スクールがあるため、通いやすくなっています。千葉県でドローン求人への応募を考えている人は、ぜひこうした資格の取得も検討してみてはいかがでしょうか?