事前に必ず知っておきたい!東京でドローン空撮をするときの注意点とは

更新日: 2021.11.24 公開日: 2018.08.15
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ドローンを飛ばして空撮映像を撮ってみたいと考えている人は多いと思います。しかし、東京などの人口が密集している地域では、法律や条例などによってドローンの使用が規制されている場合があります。

また、ドローンを飛行させた時に生じる可能性のあるトラブルも考えられます。ドローンを使う時には、そういった注意点を使用前に確認しておかなければいけません。今回は、東京でドローン空撮をするときの注意点をまとめていきます。

目次

東京でもドローン空撮できる場所はある?飛行可能な場所を調べよう

ドローン空撮については、法律や条令によって飛行場所の規制がなされています。代表的なものには航空法があり、200gを超えるドローンを空港周辺区域、人口密集地区で飛ばすには、航空局や空港事務所の許可が必要となります。

東京は人口密度が高い場所でもあり、ほとんどの地区でのドローン飛行が制限されています。また、200g未満のドローンについても、ほぼすべての自治体で公園や公共施設での飛行を禁止しているため、実質ほとんどの場所でドローンを飛ばすことは難しいことになります。

とはいえ、東京でもドローンを飛ばせる場所を調べてみると、ある程度は飛行可能な場所があることがわかります。

例えば、JR青梅線昭島駅付近の多摩川河川敷では、人口密集区域による飛行制限にかかっていません。ただし、河川敷については管理者の意向によって飛行が制限されることがあります。

また、他の手段としては、ドローンを飛ばすことができる専用の施設に行くという方法があります。都内では「ライオンズファシリティ」や「DJI ARENA」といった施設でドローンを飛行させることができます。

 

東京での空撮には十分な注意を!ドローンの弱点を把握しておこう

ドローンを飛ばすには、飛ばす場所だけではなく、取り扱いにも注意しなければなりません。ここでは、東京で空撮する上で必ず知っておくべきドローンの弱点をまとめます。

ドローンの弱点としては、主に、電波、天候の2つがあります。

電波については、周囲に電子機器や電波塔がある場合に、電波干渉が生じるため、ドローンがコントロール不能になってしまうことがあります。

天候については、防水、防塵機能を有していないドローンの場合、悪天候時の飛行では故障してしまう可能性が考えられます。

 

もしも東京での空撮時にドローンが墜落してしまったら?

どれだけドローンのルールを把握し、弱点を理解しても予想外のトラブルは生じます。ここでは、東京で空撮時にドローンが墜落した時の対処法をまとめます。

万が一、人の死傷、物件の損傷、機体の紛失、航空機との接触などの事故が発生し、自分で対応できない場合には、以下の行動を必要に応じてとってください。

①救急病院・警察・消防への連絡
②バッテリーを機体から外し、可燃物のない場所に置く
③国交省や空港事務所へ報告
④ドローンを回収する
⑤保険会社への連絡

ドローンが墜落した場合は、事故や機体の状況に応じて、適切な処理をしてください。どうしても自分で見つけられない場合は、業者にお願いして探してもらいましょう。

 

東京でドローン空撮のサービスを提供している会社をご紹介!

空撮映像は撮りたいけど、自分でドローンを操作するのは難しい場合は、空撮映像を請け負ってくれるサービスを利用してもいいでしょう。個人で依頼するには少々高額ですが、法人の場合や、予算に余裕がある場合は検討してみるのも手段のひとつです。

ここでは、都内にあるドローン空撮の業者を紹介します。

① ドローン東京

テレビCMやPV撮影の実績もあるドローン撮影のプロです。安全を最優先に考えた仕事が特徴で、安心して依頼することができます。料金は1日当たり200,000円で、その他にアシスタント費30,000円、ディレクター費50,000円などがかかります。

② アールビット

映像広告業界で30年以上の実績と信頼がある業者です。ドローン空撮にも、蓄積されたノウハウと技術力で質の高い空撮を提供します。料金は中型機の1フライトで85,000円~となっています。

③ サークル空撮課

調査や測量からプロモーションまで幅広い空撮映像を手掛けている業者です。料金は使用機体によってことなりますが、1日150,000円~300,000円程度となっています。

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