ドローンスクールの講習はどんなことを学ぶの?スクールごとの特色もチェックしよう

更新日: 2021.11.23 公開日: 2018.05.04
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全国にはたくさんのドローンスクールがありますが、講習ではどのようなことを学ぶのでしょうか?講習に参加するにあたって押さえておきたいポイントなども交えて解説します。

目次

ドローンスクールの講習とはどのようなもの?

JUIDA認定ドローンスクール、DPA認定ドローンスクールをはじめ、日本には多数のドローンスクールが存在し、続々と開校しています。それぞれのドローンスクールではどのような講習を行っているのでしょうか?

すべてのドローンスクールの講習内容をご紹介することはできませんが、ドローンスクールの多くを占めるJUIDA認定ドローンスクール、DPA認定ドローンスクールを中心に、講習内容や講習を受けるにあたって押さえておきたいポイントを見てみましょう。

 

ドローンスクールの講習内容と講習に参加する際のポイント

JUIDA認定ドローンスクールの例から見てみましょう。

アマナドローンスクール

実績豊富なインストラクターが在籍していることでも有名なアマナドローンスクールの講習は「JUIDA操縦技能」「JUIDA安全運航管理者」「JUIDA総合」「DJI CAMP」「空中写真測量基礎」「プロ空撮テクニック」などがあります。

例として、アマナドローンスクールにおけるJUIDA技能証明の講習を見てみると、2日間に渡って合宿形式で行われ、座学6時間、実技11時間(屋内9時間/屋外2時間)という講習内容になっています。

JUIDA安全運航管理者の講習は半日(3時間)程度で、座学のみで行われます。JUIDA総合は上記2つの講習を短期間にまとめて行うものです。

アマナドローンスクールに限らず、JUIDA認定ドローンスクールにおける「操縦技能証明証」「安全運行管理者証明証」の各コースの講習内容は統一されています

続いて、DPA認定ドローンスクールの例を見てみましょう。

ドローンスクール東京ベイエリア校

スクール数国内No.1を誇るドローンスクールジャパンの東京ベイエリア校の講習は「スカイチャレンジコース」「フライトコース」「ビジネスコース」「現場体験コース」「スマート農業コース」「プロビジネスコース」などがあります。

例として、ドローンスクールジャパン東京ベイエリア校におけるDPA認定資格コース(ビジネスコース)の講習内容を見てみると、2日間(ともに9:30~17:30)に渡って行われ、8の字旋回や赤外線カメラ撮影など20種類の技能を習得する講習内容になっています。

こちらは合宿形式ではなく“通い”となり、2日間で習得できなかった場合は、後日スキルアップコース(1時間1万円)の講習を受けて技能を習得することができます。

このように、ドローンスクールや目指す資格などによって講習内容は違ってきます。

DPA認定ドローンスクールの多くは、ドローンスクールジャパン加盟校であるという特徴があります。そのため、JUIDA認定ドローンスクールとの大きな違いは、講習内容がほぼ同じであるという点です。

もちろん、DPA認定ドローンスクールの中にも独自性がある講習を用意しているところはありますが、JUIDA認定ドローンスクールほどではないようです。

各ドローンスクールで講習を受ける際のポイントとしては、

・自分が学びたい講習内容かどうか
・ドローンスクールの通いやすさ(場所や開催日など)はどうか
・ドローンスクールで講習を修了したあと取得できる資格は何か
・ドローンスクールの施設や機材は充実しているか
・講習は一度に何人受けるのか(多すぎると密度が薄くなる可能性があります)

などを押さえておくと良いでしょう。

なお、上記でご紹介した以外にも独自の講習を実施しているドローンスクールは少なくありません。

JUIDAおよびDPA認定以外のドローンスクールも多数存在しますので、まずは講習を受けたいと思ったドローンスクールのホームページで詳しく確認しておきましょう。

 

確実に身につけて早く上達するためにはドローンスクールでの講習がおすすめ

ドローンに関する基礎的な知識、操縦技術の習得などは独学でもできなくはありませんが、時間を要します。

特に操縦技術は、簡単そうに見えますが、まったくの素人が独学で習得できるほど甘いものではありません。

技術や知識を確実に身につけて早く上達するためにも、ドローンスクールで講習を受けることをおすすめします。

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