ドローンの日本国内における規制まとめ

更新日: 2021.11.04 公開日: 2018.01.10
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ドローンを利用することで、以前はコストの高かった空撮などがより気軽に行えるようになりました。しかし、ドローンは誰でも気軽に利用することができる一方で、事故や不法侵入などといった問題も多くあります。

そうした問題を解決するために、ドローンは飛行させることのできる場所や、使用方法などが厳しく制限されています。ドローンを利用する際には、それらの規制についてしっかりと理解し、安全に運用することが大切です。

今回は、日本のドローン規制についてご紹介していきます。

目次

ドローンの飛行禁止空域

ドローンは、空撮など様々な分野での利用が可能ですが、日本ではドローン規制が厳しく、飛行できる空域は制限されています。

  • 高さ150mを超える高度での飛行

ドローンを飛ばす際には、高度150m以内での飛行を厳守しなければなりません。それ以上の高度で飛ばす場合には、特別な許可が必要です。150mというと、かなりの高度だと思うかもしれませんが、高性能なドローンを使用すれば30秒から1分ほどですぐに到達してしまいます。

  • 空港の周辺や、飛行機の飛行経路内

日本のドローン規制では飛行機との衝突を避けるため、空港の周辺や飛行機が離着陸する際の飛行経路内での飛行は厳しく制限されています。全ての空港から6km以内の空域はこれに該当します。また、羽田や成田などの主要な空港のほとんどで、空港から24km以内の範囲で飛行が禁止されているので注意が必要です。

  • 人口の密集区

民家などが多く、人口の密集する区域では、落下した際などに大きな被害につながる恐れがあるため、飛行が禁止されています。

れらの日本のドローン規制区域は、国土地理院の発行する地図などから確認することができます。ドローンを飛行させる際には、きちんと確認しましょう。

その他の規制空域

前述した場所の他にも、道路、私有地、国の重要施設の上空での飛行は禁止されています。これらの禁止空域は他の禁止空域に比べて分かりやすいので、うっかり飛ばしてしまわないように注意しましょう。

また、日本のドローン規制では、条例により飛行が禁止されている場所もあるので、合わせて確認しておきましょう。

禁止されている飛行方法

  • 夜間飛行

日本のドローン規制では、日没後や夜明け前にドローンを飛行させるときは事前に特別な許可が必要です。夕焼けや日の出を撮影したい気持ちも分かりますが、暗い時間に飛行させると法律違反になってしまうので気をつけましょう。

  • 人や建物との距離が30m以内での飛行

衝突などの事故を避けるため、第三者や、その所有する車などとの距離が30m以内になる場所での飛行は禁止されています。これは、あくまで第三者なので、操縦者やその所有する車などとの距離は30m以内になっても問題ありません。

  • イベント会場での飛行

人の多く集まるイベント会場などでは、墜落した際などに人身事故へと発展してしまう可能性が非常に高くなってしまうため、日本のドローン規制では飛行が禁止されています。イベントの撮影などを行う際には、事前に許可を取る必要があります。

  • 目視外での飛行

遠く離れた場所や、建物の裏など、目に見えない範囲での飛行は禁止されています。

  • 物件投下、危険物の輸送の禁止

ドローンを利用して危険物を運搬することは禁止されています。危険物には、ガソリンや爆発物などが該当します。また、危険物ではなくても、空中から輸送した物件を投下することも禁止されています。いかなる物件であっても、基本的には投下が禁止されているため、ドローンを使用して農薬の散布を行ったりする場合でも、日本のドローン規制では特別な許可が必要になります。

まとめ

ドローンによる規制は世界的に厳しくなっています。日本でも、ドローンの規制に違反してしまうと、罰金や懲役など、厳しい処罰を受けてしまうことも考えられます。

そんなことなってしまわないように、規制をきちんと理解し、安全にドローンを飛行させましょう。