「OITAドローンフェスタ2018」が9月23、24日開催 県のドローン産業振興狙う

更新日: 2018.09.03 公開日: 2018.09.03
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大分県ではドローンの産業振興や県内外からの関心を高める目的で9月23、24日、大分銀行ドームで「OITAドローンフェスタ2018」が開催されます。地元大分県内の企業をはじめ、中国、スイスなど国内外から約20社が出展する見本市のほか、自由参加のドローンレース大会、小学生向けのプログラミング体験会など、注目イベントが目白押しです。

参加者は1万人を超える見込みで、大分県商工労働部によると「地方都市では例のない規模」とのこと。

大分県ではドローン振興に注力しており、2018年春にドローン開発拠点「先端技術イノベーションラボ」を開設。今後5年間でドローン5000機の製造、操縦士500人の育成、産業従事者200人の育成という目標を掲げています。

見本市では、主に産業用の最新ドローンが紹介される模様で、オフィス内を自律巡回し社員の長時間残業を監視するドローンや、球体の防護機構を備え配管などの狭く入り組んだ場所でも活動可能なドローンなどが登場する予定です。

また、ドローンレース大会は、ドローンを忍者に見立て、振り子や風車などの障害物を避けながらゴール地点への到達時間を競う形で行われます。参加者は自由参加の来場者の他、国内トップレベルのドローンレーサーも参加予定です。

大分県の広瀬知事は今回の開催に関して「フェスタを通して大分のドローン産業振興、技術発展を図りたい」と意気込みを見せました。

(画像引用:http://zzevent.net/)