シンシナティ空港付近でドローン使用のための規制緩和

一般的にドローン禁止区域として知られている代表的な場所として、観光地、国境付近、刑務所等が挙げられますが、その他、特に警戒されるのが空港付近です。空港付近は民間航空機が離着陸するため、ドローンの使用は厳重に規制されています。

しかし、アメリカ合衆国のシンシナティ・ノーザンケンタッキー国際空港では最近、ドローン禁止区域が縮小されました。

シンシナティ・ノーザンケンタッキー国際空港はもともと、滑走路を中心とした半径5マイル以内の領域で、ドローン使用が禁止されていました。今回の規制緩和により、一部の半径5マイル以内のエリアでは、ドローンの使用が可能になります。5マイルは約8キロメートルに相当し、徒歩で1万歩ほどの距離です。

空港付近でドローンが禁止されている理由は主に、ドローンが航空機に衝突するのを防ぐためです。

飛行機のエアインテーク(空気吸入口)にドローンが吸い込まれてエンジンが故障すれば、航空会社は多額の損失を被ることになり、飛行機の乗客の命に関わる事故につながる可能性もあります。

こういった懸念がある中で、シンシナティ・ノーザンケンタッキー空港がドローン禁止区域の縮小に踏み切ったのはなぜでしょうか?

その主な理由は、ドローン技術が向上し、安全性が高まったためです。その1つにLAANC(低高度承認および通告の機能)があります。LAANCの技術が実装されたことにより、パイロットは、ドローンをより安全に操作できるようになります。

シンシナティ・ノーザンケンタッキー空港は、ケンタッキー州の下院議員、連邦航空局(FAA)と協力し、新しい空港安全法HB540を制定しました。

この規則の下では、空港の滑走路付近など、危険なエリアでドローンを操作する際は空港と連邦航空局(FAA)が協力し、空港の各システムを調整する必要があります。

シンシナティ・ノーザンケンタッキー空港と連邦航空局(FAA)はエアマップと提携することにより、ドローンパイロットと空域管理システムが互いに調整を図る事ができるようにしています。

エアマップは、ローン専用の地図アプリで、ドローンパイロットはどのエリアが危険区域なのかを確認できます。

「シンシナティ・ノーザンケンタッキー空港、および空港のビジネスパートナーやドローンの業務を請負う業者は、規制緩和により恩恵を受けるだろう」と空港の最高執行責任者であるティム氏は述べています。

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