屋根の点検にドローン?一般人がドローンを使って屋根を点検しても大丈夫なのか
屋根の点検と言えば、ハシゴを使って人が登って点検するのが当たり前でした。ところが最近ではドローンを使って屋根の点検をするサービスが増えてきています。ドローンを使った屋根の点検にはたくさんのメリットがあります。
屋根の点検のために人が登ることにはリスクがあります。破損した屋根に足をひっかけたり、傾斜が思っていたより急だったりして落下してしまうことがあるのです。その点、ドローンを使えば安全に屋根の点検を行うことができます。
業者に屋根の点検をお願いする場合も、自分で登るわけではないのできちんと点検してくれているか心配です。ドローンを使った点検であれば画像を一緒に見ることができるので、屋根の状態をしっかりと把握することができます。
雨漏りがある時、自然災害の後など、屋根の様子を確認したい場合にドローンが大活躍します。ところで、一般人がドローンを操作して自宅の屋根の点検をすることはできるのでしょうか?
ドローンを使って屋根の点検をするには知識と手続きが必要
ドローンが手元にあると、さっそく飛ばして屋根の点検をしたくなるかもしれません。しかし忘れてはならないのが、ドローン飛行にはルールがあるということです。ルールを守らずに勝手にドローンを飛ばしてはいけません。
ドローン飛行のルールとして真っ先に挙げることができるのは航空法による規制です。航空法によると空港付近、人口密集地、高さ150m以上の上空、夜間飛行などが禁止されています。
これらの規制にひっかからなければいいのですが、たいていの住宅街は人口密集地である可能性が高いです。国土地理院が提供する地図を見て確認してください。
航空法による規制以外にも、各都道府県や自治体による規制があるので、よく調べておく必要があります。もちろん飛行許可の申請をすることができ、所定の手続きをしてドローン飛行許可書を取得すれば自分で屋根の点検を行うことができます。
一般人でも飛行許可書を取得すれば自分でドローンを飛ばして屋根の点検を行うことができますが、ドローンを使って屋根の点検をする業者もたくさんあります。屋根修理のプロと一緒に画像を見ながら屋根の点検ができるので、業者にお願いするほうが安心かもしれませんね。