ドローンの操作距離が違うのはなぜ?機体ごとの操作距離を比較しよう

更新日: 2021.11.24 公開日: 2020.01.31
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ドローンの操作距離はどのくらい?機体ごとに比較しよう

ドローンはスマホやプロポと電波でつなげて飛ばすことができますが、ホビー用の場合は2.4GHz帯を使います。ちなみにドローンレースなどで使われる5GHz帯は無許可で使用することができません。

ドローンの機体によって操作距離が違ってきますが、例えばDJI社のSpark500mPhantom4は3,500mMavic Pro4,000mが最大伝送距離としてカタログに掲載されています。

カタログ掲載の伝送距離が長いのはMavic2とMatrice200シリーズV2で、最大5,000mです。

しかしスマホのWi-Fi接続でドローンを飛ばす際は80m100mが一般的です。

同じ2.4GHz帯の電波を使って操作しているわけですが、機体によってここまで違うのはどうしてでしょうか?さらに2,000m5,000mでも操作できるということですが、実際にカタログ通りに操作できるのでしょうか?

 

ドローンの機体ごとに操作距離が違うのはなぜか?実際の操作距離はどのくらい?

機体ごとに操作距離が違いますが、伝送システムが影響していると考えることができます。例えばMavic2とMatrice200シリーズV2はOcuSync2という最新のシステムを使っているため、5,000mという数字を出すことができています。

プロポではなくスマホで操作をすると80m~100mほどになりますが、スマホそのものがドローンに効率よく電波を送受信する専用デバイスではないため限界があります。

実際にカタログ表記通りに操作できるのかという点ですが、2.4GHz帯の電波は干渉されやすいため、最大伝送距離で操作するのは非常に難しいと考えることができます。それに加えて風や障害物の影響も受けるので、500m~1500mでの操作で限界になることがあります。

さらに重要なポイントは、目視できるのが100m~300mくらいであるということです。許可なしでの目視外飛行は禁止されているので気を付ける必要があります。

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